HSP スピリチュアル

クンダリニー症候群。原因不明の症状に悩む方へ。

  • 突如自律神経がめちゃくちゃなった
  • どの病院に行っても何もわからない
  • ヨガをしておかしくなった

突然、原因不明の様々な症状に襲われるクンダリニー症候群というものがあります。

様々な症状が同時に起こり、体を調べても原因が見つからないため、病院に行っても「様子を見て下さい」と言われる場合や、原因不明で自律神経失調症や統合失調症と診断されることがあります。

もしかしたら、クンダリニー症候群かもしれません。

このページではクンダリニー症候群について書いていますが、クンダリニー症候群だと思ってもまず病院に行くことをお勧めします。統合失調症は現代医学においては速く薬を飲むことが症状を進ませないためにとても大切です。

クンダリニー(クンダリーニ)とは

東洋の思想では、体には現代医学では解明されていない様々なエネルギーが流れていると考えられています。

その中にヨガで考えられているクンダリニー(クンダリーニとも呼ばれている)というエネルギーがあります。

クンダリニーは脊柱基底部、仙骨付近に眠るエネルギーで、通常の生活では基本的には動くことは無く仙骨付近にとどまり続けています。

通常の生活では生涯動かずにとどまり続けるエネルギーですが、精神修行などによって霊格を高まると、霊格の高まりと合わせて自然と動き出します。(※霊格とは魂の格式・成長度合いのこと)

魂の成長に合わせて動き出すエネルギーなので「悟りに至るエネルギー」と言われています。本来は魂が成長して霊格が高まるにつれて動き出すのですが、悟りに至るエネルギーなので宗教団体やヨガの団体や個人の一部には、霊格が高くないのにクンダリニーだけを動かそうとしているところがあるようです。

クンダリニーを動かす力が無ければ何も起こらず問題ないのですが。中途半端に力があってクンダリニーのみが動いてしまうと大変です。

動き出したクンダリニーに対応が出来なければ、クンダリニー症候群と言われる様々な症状に長い間苦しみ続けることになります。

クンダリニーを動かすことを目的とした修行やヨガはとても危険です。本だけで霊格を高めることは限度があります。霊格の高い指導者はなかなかいません。不必要にクンダリニーを動かそうとすることは控えましょう。

クンダリニー覚醒

クンダリニーが覚醒して動き出すと、「悟り」とも思えるような至高体験をすることがあるようです。「することがある」と書いたのは霊格の向上に伴ってのクンダリニー覚醒は穏やかなもので、ここにあげるような変化はあまりありません。また、この感覚の薄い方もいます。

この時の感覚を江戸時代の有名な禅僧の白隠禅師は夜船閑話に記しています。下記に現代語訳の本を引用いたします。

疑問惑障は根本から氷解し、過去現在未来永劫にわたる生死の業が、根底から消滅してしまい、自由自在の心境となり、自分は天地の生命と一体であることを悟ることができた。

(直木公彦 日本教文社 (1955年初版,1975年改訂版)白隠禅師―健康法と逸話)

白隠禅師はクンダリニー覚醒の時の感覚をこのように伝えています。

白いエネルギーが体を駆け抜ける。至高体験。幸せ。愛されている感覚。などを感じる方もいます。

白隠禅師の話では「天地の生命と一体」と感じられているのですから、この感覚はとても心地良い感覚なのでしょう。この感覚を悟りと勘違いしてしまうのも分からなくはありません。

白隠禅師はその後

頭痛、胸痛がはなはだしく、肺と心臓がやけ焦げるようで、両手両脚は氷雪のように凍え、耳はガンガン鳴りつづけ、なにごとに対しても臆病になり、神経過敏に、かつ恐怖に駆られ、心身困憊(こんぱい)し、夜は眠ることも出来ず、夢と現の境をゆき交い、両脇はつねに汗ばみ、両眼は涙が流れつづける

(直木公彦 日本教文社 (1955年初版,1975年改訂版)白隠禅師―健康法と逸話)

このようなクンダリニー症候群の症状に悩み、白幽子の教えのもと修行を深めクンダリニー症候群を克服しました。

白隠禅師の伝えている内容は、クンダリニー症候群で悩む人にはなじみのある感覚のようです。

クンダリニーが動き出すと、見えない世界の情報を受け取りやすくなるなど、超能力と言われるような能力を得ることがあります。

覚醒時に至高体験があり(無い場合もある)、その後超能力を得るので、クンダリニーの覚醒によって悟りを得たと勘違いする人がいます。

悟りとは霊格を高めた先にあるので、クンダリニー覚醒による超能力を得ても悟ったわけではありません。しかしながら、超能力を得た本人は悟りを得たと勘違いをして、自分を悟った聖人だと思い込んでしまいます。

当人は本気で勘違いをしているので、霊格が低いにもかかわらず人を導こうとして、霊格の低い教祖様やスピリチュアルの先生になる人もいます。

クンダリニー症候群とは

本来はクンダリニーは霊格の高まりとともに動き出すエネルギーです。魂の成長に合わせて自然に動き出します。

魂の成長に合わせて動き出せば何の問題も無いのですが、魂の理解の無いままクンダリニーが動き出してしまうと、心身に著しい不調を招くことになります。

このような自身の霊格が高まっていないまま、クンダリニーが動き出して心身に様々な症状を表すことをクンダリニー症候群と言います。

クンダリーニ症候群の主な症状

  • 眩暈
  • 吐き気
  • 疲れ
  • 痺れ
  • 痛み
  • 止まらない恐怖や不安
  • 幻覚・幻聴
  • 感覚過敏
  • 現実感のなさ
  • 後頭部の不快感

クライアントさんにはこのような症状をよくお聞きします。激しい自律神経の失調や考えもよらないような様々な症状が現れます。

体の中に白い管がある表現する方や、一時的に目が見えなくなるという方もいました。

また、この症状の一部のみがあるような軽度のクンダリニー症候群の方も多くいます。精神病と扱われる方や、誰にも理解されずにたくさんの病院を何年も回り続けているという方もいます。

クンダリニー症候群の原因

クンダリニー症候群は、動き出したクンダリニーの格式と、自身の霊格が合わないために様々な症状が引き起こされています。

クンダリニーエネルギーは火のようなエネルギーと言われるとても強いエネルギーです。

霊格を高めて強いエネルギーに適した通り道が出来てから流れれば問題なのですが、クンダリニー症候群は通り道が出来ていないところに突如強いエネルギーが流れている状態です。

普段は小食の人に無理やり大量の食べ物を食べさせるようものです。口も食道も胃も腸もパンパンに膨らんでいるところに、それでもなお食べ物流れてくるような状態です。

エネルギーの通り道はクンダリニーの火に焼かれ傷つきます。体には当然何らかの症状は出るでしょう。

繰り返しますが安易にクンダリニーを動かそうとすることは大変危険です。本やインターネット上にも「これをやって大丈夫?」と心配になるような危険な情報があります。

独学や未熟な指導者の下での勉強で、霊格が高まらないままクンダリニーが動き出すとクンダリニー症候群になってしまいます。

クンダリニー症候群は修行やヨガをしなくても発症することがあります

特別な修行やヨガをしていないのに、クンダリニー症候群を発症する方がいます。

主に、HSPと言われるような敏感さを持っている方や、小さなころから霊的なものが見えるなどスピリチュアル的に敏感な方が、強い心理的ストレスや、出産や事故などの肉体的なストレス、霊能者との関りなどをきっかけとして発症することがあります。

症状も発症した時期も様々ですが、20代~30代の女性が多いように感じます。

このような突然の発症で、長い間苦しんで来た方を人を何人も見て来ました。

話を聞いて思うのは、症状の苦しさもありますが、誰にも理解されないことや、どうしていいのか分からない。ということがとても辛いということです。

重い場合は、何らかの病名がついて入院生活が続くかもしれません。それは当然辛いと思います。

軽い場合も辛くて、「病名がつかない、でも辛い」という状況です。辛さを「誰も理解してくれない」というのは苦しいものです。当室に来られた方では、「頭がおかしいと思われる」と、感じていることを誰にも言わないまま一人で苦しみ続けていた方もいます。

また、クンダリニー症候群で直接的に死ぬことはありませんが、それらしき症状を苦に自殺というニュースを聞くこともあります。気の毒でたまりません。

クンダリニー症候群からの回復

クンダリニーと霊格のギャップが問題になっているので、根本解決は自分の霊格を高めることです。霊格が高まるにつれて自然と症状は治まっていきます。

しかしながら、霊格を高めるというのはどうしてもスピリチュアル的な学びが必要です。

クンダリニーエネルギーは魂の成長を促すエネルギーなので、出来ることならば霊格向上を目指すべきですが、宗教やスピリチュアルに抵抗がある方もいるかと思います。そのような場合は、心理療法でもある程度の症状の緩和が可能です。

心理的ストレスが発症の原因になることも多いので、そのストレスレベルを下げることで多くの場合で症状が緩和されます。

まとめ

クンダリニー症候群は、自身の霊格とクンダリニーのギャップが問題なので病気ではありません。

病院に行っても原因不明で対処は出来ず、統合失調症などと診断されるかもしれません。場合によっては、薬漬けになったり一生精神病院という方もいるでしょう。

クンダリニーは霊格向上を望むエネルギーで、神様の意思と言われているように悪いものではありません。クンダリニー症候群も本来は悪いものではなく「魂から成長して霊性を高めましょう。正しい生き方をしましょう。」というメッセージを与えてくれています。

今も辛い症状で悩む方にクンダリニー症候群を理解して欲しいと思ってこのページを書きました。

症状に悩む方は霊格向上の道を検討して欲しいと思っています。

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© 2021 心理&スピリチュアルカウンセラー岩田幸宏