こころ

苦しみのもとは自分の中にある

あなたの心の今日の天気はどんな感じですか?

たぶん快晴!って人はあまりいなくて、ほとんどの方が、大雨とはいかないまでも曇りとか小雨とか、心のどこかに雲がかかっている感覚を感じているのではないでしょうか?

それって、とても自然な感じがします。

人は生きていく中で順風満帆どはいかず、毎日多かれ少なかれストレスとか苦しみとか、あって当たり前だと思います。

もしかすると、雲一つない快晴です!という方もじっくり探って行くと、どこかに雲があるかもしれません。

「お釈迦様は生きることは苦しみだ」と伝えています。

本来、苦しみがあって当たり前です。

このページとこのカテゴリーの記事では、心のこと、苦しみのこと、そこからどうやって抜け出すか。などを考えていこうと思います。

苦しみは人によって違う

人は様々な苦しみを抱えていますが、人によって感じる苦しみや苦しくなるパターンはとても違います。

この違いは思いのほか大きくて、ある人が苦しんでいる場面で、ある人は全く苦しくないなんてこともあります。

同じ状況でも受け取り方は一人ひとり違うし、傷つく程度も一人ひとり違うものになります。

人は受け取り方とか感じ方の決まったパターンを持っていて

  • こういうときは、こう考える
  • こういうときは、こんな気持ちになる
  • こういうときは、こうしよう

同じような状況で、考えたり、感じたり、そのときする行動はだいたい決まっていてパターン化されています。

インナーチャイルド、決断、スキーマ・・・

このパターンは主に幼少期の親子関係の中で育まれます。

赤ちゃんはこの世界のことを知らないで生まれて来るので、親子関係の中で考え方や感じ方、対処の仕方を学んでいきます。

親や親に変わる大人を見ながら、「こんなときはこうすれば良いんだ」とか「こう考えたら良いんだ」とか、その場面ごと対処のパターンを身につけていきます。

これらは、心理学では決断とか信念とかスキーマなどと言い、スピリチュアル的な方だとインナーチャイルドとかメンタルブロックなんて言ったりします。

どれも同じもので、これらのパターンが集まっていろいろな状況に合わせてたくさん集まって、その人の性格が作られています。

このパターンは多くの場合で、大人になっても変わらず維持されます。

こういうときは「こう考える」「こう感じる」「こう行動する」と、子供の頃と同じように考えたり、感じたり、振る舞ったりしています。

このパターンが心地いいものだったり、今の生活に適応しているものであれば問題にはならないのですが、適応出来ずその人にとって苦しくなるようなパターンが多いと、苦しみやストレスを感じやすくなると思います。

子供の頃は適応していたパターンでも、大人になったらうまくいかない。ということは多いものです。

苦しみは自分の中にある

「こう考える」「こう感じる」「こう行動する」という同じような場面での考え方とか感じ方とか行動のパターンは自分の中にあるのです。

社会では

「あいつのせいで、嫌な気分にさせられた」

「人のこと怖がらせるな」

なんて、良く聞きます。

でも、繰り返しになりますが、考え方とか感じ方とか行動のパターンは自分の中にあるのです。

ですから、相手の行為は苦しくなったり、嫌な気分になるきっかけにはなっていますが、あくまでもきっかけだけです。

そのきっかけによって、自分の中にある子供の頃と同じパターンを用いて、苦しみを感じているのです。

性格は変えられる

苦しみは自分の中にあるのだから自己責任とか自分を責めて欲しいわけではありません。気持ちをコントロールしなさい。という意味でもありません。

伝えたいことは、自分の中にあるということは変えることが出来るということです。

もし、苦しみの原因が相手の中にあると、相手を変えないと苦しみから抜け出すことが出来ません。

多くの人が相手を変える努力をしています。変わってくれる人ならいいのですが、変わってくれるかどうかは相手次第です。

人のことは変えることはとても難しいです。どんなに言ってもその人が変わりたいと思わなければ、こっちの思うように変わってくれません。

人は変えられないですが、自分のことなら変えることが出来ます。

先ほど、決断・信念・スキーマ・インナーチャイルド・メンタルブロックという言葉を伝えました。

これらはセラピー用語なので、再決断とかスキーマ療法とかインナーチャイルドの癒しとかセラピーになっています。

セラピーとして確立されているということは対処法があるということです。

その対処とは、性格の変えたいところの変えるということで、性格は変えることが出来るということです。

変えられるから気付くのが大事

心理のことを知らない方が「性格の問題だから・・・」と言うと「性格だから変えられない」というニュアンスがふくまれている感じがします。

一方、心理屋が性格の問題と言うときは、心理学で対処出来るという意味で言っています。

変えられると言っても、カウンセラーが変えるわけで無いので本人が望むようにしか変わることは出来ません。

今の自分を知ることは、自分がどう変わりたいかを知ることにつながります。

自分の中にある苦しみパターンを知り、それがどうなったら自分が楽になるかを考えてみてください。

人は「こう変わりたい」と考えた段階で既に変わり始めていると言われています。

あなたはどんな自分になりたいですか?

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