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霊性とは

このブログでは、霊性向上をメインのテーマとしてあつかっています。

いきなり聞きなれない霊性向上という言葉です。

「向上」は高めて行くということで分かると思いますが、「霊性」は聞いたことが無い方が多いと思います。

まず、この霊性について説明していきます。

霊性のことをウィキペディアでは、「れいせい、れいしょう」と読むと書いてありますが、私は「れいせい」と読んでいます。英語ではspiritualityスピリチュアリティ)と訳され周知されている言葉のようですが、日本ではあまり知られていないと思います

霊性を正しく説明するのは難しいのですが、私は霊性を魂の性情と格式と表現しています。魂がどのような性質を持ち、どのような状態であるか、どのぐらいの成長度合いであるかを表しいています。

魂に対する「霊性」は、心に対する「性格」と比較して考えられると分かりやすいと思います。

人懐っこい性格とか、さばさばした性格とか、ロマンティックな性格とか、いろいろあると思います。考え方や感じ方といった性格は人それぞれです。魂にも人それぞれ違う性質があります。

また、あの人は大人だなぁと感じたことはないでしょうか?心や性格に優劣はありませんが、なんとなく心の成熟度合のようなもの感じると思います。同じように魂にも成長度合いがあります。後述いたしますが、この魂の格式のことを霊格とよんでいます。霊性の中には魂の格式(=霊格)が含まれています。

そして、ストレス過多の時にはイライラしたり、クヨクヨしたり、あまり心の状態が良くないと感じることもあるでしょう。それが魂にもあるのです。

心を表す言葉として「性格」があるように、魂を表す言葉として「霊性」を使っています。

魂とは

ここでは何気なく魂と言っていますが、では、魂とは何でしょう?

またまた、説明するのが難しい言葉です。

私自身、何も考えず魂と使っていますが、改めて考えると日常で使っている言葉を説明するのは難しいものです。

難しいので、またまたウィキペディアの力を借ります。ウィキペディアの「霊魂」のページが魂の説明だと思い引用いたします。

霊魂(れいこん、羅: anima、ギリシア語: Ψυχή)は、肉体とは別に精神的実体として存在するとされる概念。肉体から離れたり、死後も存続することが可能と考えられ、体とは別にそれだけで一つの実体をもつとされる、非物質的な存在。人間が生きている間はその体内にあって、生命や精神の原動力となっている存在、個人の肉体や精神をつかさどる人格的・非物質的な存在、感覚による認識を超えた永遠の存在と考えられている。

「引用」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。
2022年9月6日 (月) 17:25 UTC
URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9C%8A%E9%AD%82

魂とは肉体から離れたその人の内面であり、生死を超えて受け継がれていくその人の本質です。

ですから、霊性を見るとその人の本当の姿が見えます。肩書や地位に関係ないその人の本当姿が表れています。

霊性の格式

先ほど、魂には格式があり、魂の格式のことを霊格(れいかく)というと説明いたしました。

この場合の格式というのは成長度合いのことです。

本来、人は魂を成長させるために生きています。

本来、全てのまともな宗教は霊格を高めることを目的としています。

もちろん、霊格という言葉を使わないで、さとりと言ったり、涅槃と言ったり、その教えによって表現が違いますがすべての宗教の目的は霊格向上であり、宗教団体というのは霊格を高める学校のようなものです。洗脳とかお布施とか必要ないのです。

人の生きる目的は魂を成長させることなので、霊格という言葉を使うと生きる目的は霊格向上という言えます。このページでは魂の格式だけでなく性質や状態も高めるという意味で霊性向上が生きる目的だと伝えています。

霊性は互いに影響をしあう

霊性を高める勉強をすると霊性のベースは上がっていきます。

ベースとなる霊性は修行をしないとあまり変化はしないのですが、日々の霊性は生活の中で上がったり下がったり常に変動をしています。

本来は霊格が上がる下がると表現するところですが、格式だけでなく魂の性情を含めた全体をとらえて霊性が上がる下がると表現しています。

一般の方には自身の霊性の変化は感じにくいと思いますが、HSPと言われるような敏感な方の中には霊性の変化を敏感に感じ取られている方もいるようです。

霊性が高まると調子が良くなり、下げられると調子が悪くなるという反応として感じることが多いでしょう。

他者や場所との影響

  • この人に会うと調子がいい、なんか気分がいい。
  • この人に会うと調子が悪い。咳が出る。吐き気がする。
  • この場所に行くと調子がいい。神社仏閣や自然の中に行くと調子がいい。
  • ある場所に行くと調子が悪くなる。人混みに行くとつらい。

こんな感覚を感じたことはありませんか?

そのすべてが霊性の影響かは分かりませんが、霊性は他者や場所の影響を受けます。

体を流れるエネルギーを通じて、場所や他者のエネルギーと影響を受け合あって自身の霊性に変化を生じます。

ホームページや書籍にも霊性が宿っています。ホームページを見ていて体調が悪くなるということは無いでしょうか?

一時的な霊性の上下はもとに戻るのであまり気にする必要は無いのですが、なるべく調子の良くなる関りを大切にすると良いと思います。

心・体・魂は影響しあっている

心、体、魂は密接に関係して影響をし合っています。

先ほどの霊性の変化を感じる人は霊性の変化を体の感覚として感じています。

ストレスが病気の一因になっているように、魂の状態が心身に影響を与えています。

例えば、セラピストで仕事をすると皮膚疾患になって、しばらく仕事を休むと皮膚の状態が良くなるなんて話はよく聞きます。

クライアントさんの影響で自身の霊性が変化して、その影響が皮膚疾患という形で体に表れたのです。

病気というは霊性的な目を持つと、より深い原因を理解することが出来ます。

体だけでなく、心・体・魂、それぞれが健康であって本当の健康ということが出来るのだと思います。

霊性向上という生き方

さらっと、人の生きる目的は霊性向上だとお伝えしました。

私も師匠から同じように「人の生きる目的は霊性向上なんだ」と教わってきました。

では、なぜ人の生きる目的は霊性向上か。ということを説明するのはとても難しいことです。

正直なところ、教えがそうだから。とか、そうだからそう。としか言えないです。

これから、このブログを通して、霊性向上について説明していきます。

メリットもあればデメリットと感じるところもあります。

読んでいただきながら「人の生きる目的は霊性向上」ということを伝えしたいと思っています。

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