ご挨拶
西所沢カウンセリングルームのホームページへようこそお越しくださいました。
カウンセラーの岩田です。
心理カウンセリングというと、重い心の病気の方が受けるものと思っておられる方も多いかと思います。カウンセリングを受けてみたいけど、このぐらいで受けて良いのかしら?という方もいるかと思います。
心の病気や日々の悩みに苦しんでいる方はもちろんですが、そうでない方にも心理カウンセリングを受けて欲しいと思っています。
欧米ではかかりつけ医と同じように「ホームカウンセラー」を持ち、深刻な状態になる前にカウンセラーに相談することが一般化しているようです。風邪をひいたら病院に行くように、体が疲れたら整体に行くように、心が疲れたらカウンセリングルームに来て欲しいと思っています。
私たちは全ての人が心に何らかの苦しみを抱えています。もし、苦しみが何も無いと感じていたら、その方は本当の気持ちを我慢して心に鞭を打って無理をしながら生きているのかもしれません。苦しみを抱えていて当然なんです。ですから、そんな苦しみを吐き出すことが必要だと思います。カウンセリングルームが町のあちこちにあり、カウンセリングを受けて苦しい気持ちを吐き出して楽になることが当たり前になって欲しいです。
私も苦しんでいました。
私自身、このカウンセリングを知るまでたくさんの苦しみを抱えていました。
常に怒られることを警戒して失敗しないように慎重になって人の顔色ばかりうかがっていました。ダメな自分を見せたくないから出来る人のフリをしていました。どんだけ頑張っても満足しないで、自分はダメなんじゃないかという不安でいっぱいでした。常に出来る人のフリをしていたので、本当の自分を隠しているようで満たされない寂しさをずっと感じていました。
そんな私でしたが、今は出来る出来ないという能力と自分の価値は全く関係ないということが、心から理解できるようになりました。本当の自分でいられるから、楽しさや喜び、親しさのような感覚を感じられるようになりました。
まだまだ、腹が立つことはあるし、嫌なことも怖いことも悲しいこともたくさんあります。でも、そういう嫌な気持ちがあるから人生はカラフルなんだと思えるのです。
カウンセリングとは
カウンセリングとは、クライアントさんがその人らしく生き生きと生活できるようになることを、心理の専門家がお手伝いするものです。まずは、あなたの変わりたい。問題をどうにかしたい。という思いが必要です。この思いだけはカウンセラーには作り出せません。
カウンセリングに行くのは勇気のいることだと思います。今まで言えなかった自分のことを話したり、問題を解決しようとすることはとても勇気がいります。ですから、カウンセリングルームの扉を開ける人はとても勇気のある方です。
あなたが、変わりたい。問題をどうにかしたい。という思いと勇気を持ってカウンセリングルームの扉をたたく時、あなたはすでに少し成長しています。
そんなあなたの思いのお手伝いが出来る、カウンセラーという素晴らしい仕事が出来る事を光栄に思います。
お会いする事を楽しみにしています。
心理カウンセラー 岩田幸宏